生損保各社で2014年度(平成26年度)入社式 「異次元への挑戦」、「Repeat Small Wins」…印象的な社長メッセージ

消費税率が5%から8%に上がった歴史的な2014年4月1日、生損保各社は「保険業の使命と役割」を胸に抱き、夢と希望に目を輝かせる若者たちを迎えた。

昨年度から今年度にかけては、アベノミクスの名の下に行われた「金融緩和」や「財政出動」などが奏功し、デフレ脱却が視野に入っている。企業収益や家計の所得が増えるにはまだ時間がかかりそうだが、経済には好転の兆しが見えている。

新入職員に向けて挨拶する第一生命の渡邉光一郎こうした中、生損保各社の経営トップによる新入社員へのメッセージは、将来の成長を見据えて、前向きさや行動力、変革を求める言葉が聞かれた。

2010年の株式会社化・上場から4周年を迎えた第一生命は、緊張した面持ちの617人の新入職員(=写真上)に対して渡邉光一郎社長(=写真中)が、日銀の「異次元の金融緩和」になぞらえて、これまでとは次元の異なる「異次元への挑戦」の大切さを強調した。

新会社発足を前に合同入社式を開催

一方、9月に収入保険料で業界トップになる「損保ジャパン日本興亜株式会社」を発足させる損保ジャパンと日本興亜損保は両社合同で入社式を開催。375人の新入社員を前に、新会社の社長に就任予定の二宮雅也氏(日本興亜損保社長)が「Repeat Small Wins」という印象的な言葉を〝贈った〟。社長の挨拶によるとこの言葉には、「小さな成功を積み重ねることが自信を育み、より大きな目標に向かう力を育てる」、「小さな成功を通じて自分が成長することが、会社を大きく成長させる原動力となる」との思いを込めたという。

 また、世界でも前例がないグループ会社間での「機能別再編」に4月から本格的にチャレンジする三井住友海上の柄澤康喜社長は、二宮金次郎の「薪を背負って一歩足を前に出して本を読む」象徴的な姿勢を例に出し、「この姿で大切なのは、一歩踏み出した足です。どんな時でも行動することを忘れないように」と415人の新入社員(=写真下)に語りかけた。(高見和也)

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