損保ジャパンは7月21日、エプソン販売株式会社(以下、エプソン)の掲げる「協業・オープンイノベーション」の取組みの一環として、エプソンの提供する商材に各種損害保険を付帯した新商品開発を支援すると発表した。第一弾として、サイバー保険を付帯した会計ソフト「新規開業税理士向けR4オールインワンパック」を9月に発売する予定。エプソンが損害保険を付帯した商品を販売するのは、今回が初めてとなる。
両社は、新商品開発の分野で協業できる余地が無いか検討を行う中、今般の新型コロナで急速に進んだデジタル化・テレワーク化とそれに伴う情報セキュリティリスクの高まりに注目。サイバー保険のニーズの高まりを受け、まずはサイバー保険の商品付帯から協業を開始することとなった。
今後、損保ジャパンではエプソンにおけるサブスクリプションモデルの展開検討など、マーケットトレンドを敏感に捉えた新商品開発をリスクヘッジの観点から支援する。一方、エプソンの保有するデータを活用して損保ジャパンの新商品開発など、相乗効果を生み出す取組みについても検討していく考え。