メットライフアリコ、女性社員による第1回「JWBN フォーラム」を開催

変わる、成長するためのヒントを掴んでもらいたい

 

IMG_5785    メットライフアリコ生命(代表執行役 社長:サシン・N・シャー氏)は女性社員の活用とダイバーシティ向上を推進するため、JWBN(Japan Women’s Business Network)を2013年6月に発足させている。2014年度は活動指針として「女性たち自身が変化すること、成長することを支援する」を掲げており、「変化を起こし、成長するためのヒントを掴んでもらいたい」(JWBNの滝内榮世氏)との思いから、4月16日、第1回目の「JWBN フォーラム」が開催された。(会場は、東京都墨田区の同社本社会議室「スヌーピー」)

 

滝内氏

滝内氏

フォーラムでは初めにメットライフアリコ・テレマーケティング部長で、JWBN Co-chairを務める滝内榮世(しげよ)氏があいさつし、JWBNの組織体制について、「人事部など会社の組織に紐付くものではなく、いわば〝有志〟による組織です。Co-chair2人とコアチームメンバー10人で、運営方針や具体的な施策の立案と実行をしていますが、基本は業務時間外の活動です」などと説明。続けて、組織発足の狙いについて「一口で言うと、女性が活躍できる文化を作ろう!ということです。『女性社員を働きやすくする』とか『女性が活躍できる環境を作る』というのはトップダウンですぐに変化が生まれるものではありません。そうした〝文化〟は、社長が作るものではなく、社員全員で作っていくものです」と力強く語り、「女性が活躍できる文化を作ろうというテーマに賛同いただける社員を増やしていき、ボトムアップで大きなうねりを作っていくことがJWBNの存在意義です」と強調した。

 

基調講演した黒田氏

基調講演した黒田氏

基調講演として、(株)ピープルフォーカス・コンサルティング ファウンダー(以下、PFC社)の黒田由貴子取締役が「女性活躍推進の意義と課題」をテーマに講演。小中学校時代を海外で過ごした黒田氏は、以後ずっと「国際社会で貢献したい」という思いを抱いていた。大学卒業後、ソニーに入社し、その後大学院留学と外資系コンサルティング会社勤務を経て、1994年にPFC社を設立してからもその思いは消えることはなかった。

転機が来たのは2004年に企業ビジョンを制定してから。ビジョンに共感した人が何人も入社して仲間が増えた。社員みんなで話し合って〝売り上げ〟の1%を社会貢献として寄付しようと決めた。〝利益〟の1%ではない。この「世界平和と子供達の幸福のために売り上げの1%を捧げる」という方針は現在まで継続しているという。

黒田氏は自らの体験をもとに出席した約100人の社員(女性90人、男性10人)に語りかける。「自分がやりたいことを忘れないで思い続けると、いつかはその思いが収れんしてきます。皆さんも、せひそうした思いは大切に持ち続けて下さい」。

現在、PFCではWFP(国連世界食料計画)を通じたブータンでの学校給食支援や、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じた難民の職業支援などの社会貢献活動を展開。黒田氏は国連UNHCR協会とNPO法人JENの理事に就任するなど国際的な社会貢献活動に尽力している。

 

 「2020年までに女性管理職の割合を30%に」(シャー社長)

 

パネルディスカッション

後半は、「Who Am I and How Did I Get Here? ~これまでの道のりと今の私~」と題して、女性役職員4人によるパネルディスカッションが行われた。司会をフィールドラーニング開発本部企画部戦略企画課マネージャーの篠崎貴子氏が務め、パネリストとして、滝内榮世氏、大手町エイジェンシーオフィスのエグゼクティブコンサルタントの鈴木恵氏、執行役員・人事ビジネスパートナーの瀬戸まゆ子氏が出席した。

4者4様のキャリアと仕事経験、生活体験を持つ4人が、実体験をもとに熱気のこもったトークを展開。出席者からも「育児と仕事を両立しながらのキャリアアップに悩んでいる。どうしたら良いか?」などアドバイスを求める質問が相次ぎ、女性社員がほとんどを占める会場は〝一体感〟に包まれた。

女性100人

 

 

 

 

 

 

サシン・N・シャー社長

サシン・N・シャー社長

フォーラムのラストは、代表執行役 社長のサシン・N・シャー氏が締めくくった。

「アリコジャパンが2010年10月にメットライフの一員になって以来、多くの女性が管理職ポジションに登用されてきました。現在100人以上の女性が管理職に就いており、その割合は約12%に達しています。当社では2020年までに女性管理職の割合を、日本政府の公式目標と同率の30%にすることを目指しています。女性の活躍をはじめとしてダイバーシティの向上は、当社がお客さまから最も選ばれる生命保険会社になるというビジョンを達成するためにとても大切です」-。                       (高見 和也)

 

 

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