生命保険会社の営業拠点の閉鎖が広がっている。営業職員を販売の主力とする国内の生命保険会社は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国の営業拠点の閉鎖を決定していたが、4月17日には、ライフプランナーなどを要して対面で営業展開するソニー生命やプルデンシャル生命も全国の支社・営業拠点の閉鎖を決定し、営業担当者による訪問活動を自粛する方針を発表した。
また、中小企業向けマーケットに特化した大同生命も、全国の営業拠点の閉鎖を発表している。
これで、個人・法人顧客問わず、対面販売を主体とする生命保険会社の全国の営業拠点が閉鎖され、新規募集の獲得など、営業活動ができなくなった。緊急事態宣言が5月6日からさらに伸びれば、業績にもマイナスの影響を与えることは必至だ。
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