アリアンツグループのユーラーヘルメスは新型コロナウイルスによる世界経済への影響に関するレポートを発表した。
それによると、感染拡大防止のため世界貿易がまる3ヵ月間、ストップしたり分断されたことによるコスト(損害)を85兆円(7720億ドル)と試算。さらに、資本市場に関しては一段と悪化した後に改善に向かうが、2020年の世界の企業倒産件数は14%増加すると予想した。
ただ、各国政策担当者が景気後退の落ち込みを小さくするために、非常に発動する特別措置を実施しており、2020年前半は先進国や新興国の大半で急激な景気後退が起きるものの、その後U字型に景気は回復すると予想している。