重要文化財「明治安田生命館」が臨時休館を継続

明治安田生命の本社屋が入る「明治生命館(東京・丸の内)」が3月2日〈月)から臨時休館に入っている。4月7日からの緊急事態宣言を受けて、当面の間、休館を継続することを決定した。

明治生命館は、古典主義様式の最高傑作として高く評価され、1997年5月に昭和期の建造物としては初めて国の重要文化財に指定されている。2001年からの全館リニューアル工事を終えて、1階店頭営業室や、対日理事会の会場となった2階会議室をはじめとする執務室、応接室などの文化的価値の高い主要室を公開。また、資料・展示室では、明治生命館の建築、明治生命館の建設に携わった人々、明治生命館の歴史についても詳しくご紹介。さらに明治生命館に関係する史資料のデジタル閲覧サービスも提供していた。

同館の歴史を紐解くと、1934年(昭和9年)3月、3年7ヵ月の歳月をかけて竣工。設計は当時の建築学会の重鎮であった東京美術学校(現、東京芸術大学)教授の岡田信一郎氏(※)。古典主義様式の最高傑作として高く評価され、わが国近代洋風建築の発展に寄与した代表的な建造物と言われている。

1945年(昭和20年)9月12日から1956年(昭和31年)7月18日までの間、アメリカ極東空軍司令部として接収され、この間、1952年(昭和27年)まで2階の会議室が連合国軍最高司令官の諮問機関である対日理事会の会場として使用された。マッカーサー総司令官もこの会場で開催された会議に何回も出席している。

1997年(平成9年)5月29日、文化財保護審議会の答申によって、昭和の建造物として初めて国の重要文化財に指定された。

※建築家・岡田信一郎氏/1883年(明治16年)東京生まれ。東大建築学科卒。大正から昭和初期にかけて、歌舞伎座、ニコライ堂修復、日本銀行小樽支店など、建設当時から話題になった作品を多く手がけた建築家。

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