三井住友海上、あいおいニッセイ同和が自動走行実証実験向け保険を発売
- 2015/12/14
- ニュース
MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:柄澤 康喜)ならびに あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:鈴木 久仁)は、自動運転車の実証実験を取り巻くリスク を補償する「自動走行実証実験総合補償プラン」を共同開発し、12月から本格的に販売を開始します。
昨今、自動車先進技術の進展や国の成長戦略等による研究の加速から、自動運転車の開発・普及に向け て官民の動きが活発化しており、交通事故の削減、渋滞の解消、高齢者の移動支援などに繋がることが期 待されています。一方で、自動運転車の開発には様々なリスクを伴う実証実験を重ねる必要があることか ら、実験に関わる事業者を取り巻くリスクを包括的に補償する本プランを開発しました。 MS&ADインシュアランス グループは、本商品の販売を通じて、安心・安全で快適な自動車社会の実 現に貢献していきます。
<「自動走行実証実験総合補償プラン」の特長>
1.関連するリスクを幅広く補償 運転者の操作ミスによる事故や、自動車の不具合による事故、実験のオペレーションミスによる事 故など、自動運転車の実証実験を取り巻くリスクを包括的に補償します。
(1)運行に関わるリスクに対する保険
運転者 (事業者従業員)
緊急時等の操舵による事故のリスク ➡ 自動車保険、自賠責保険
事業者
運転者が原因で事故に遭った場合、企業側が賠償請求を受けるリスク 、 整備・点検不足によ る事故のリスク 自動車の不具合により、事業者が賠償請求を受けるリスク
➡自動車保険、自賠責保険
自動車製造業者など
自動車製造業者等 自動車の欠陥が原因で事故が発生し、自動車製造業者等が損害賠償請 求を受けたときのリスク
➡PL保険