損害保険ジャパン日本興亜、「ビッグデータ」活用した安全運転支援を全国展開
- 2015/2/3
- ニュース
損害保険ジャパン日本興亜と損保ジャパン日本興亜リスクマネジメントは、2014年9月に公表した企業向け安全運転支援サービス 『スマイリングロード』の全国での提供を3月から開始する。
同サービスは、東芝が開発したドライブ レコーダーから IoT※1技術を活用して走行データを収集し、ビッグデータ解析による安全運転診断などの情報をドライバーや運行管理者(以下「管理者」)に提供することで、継続的な 安全運転の促進と事故予防に寄与する業界初のサービスだ。
半年間の試行期間を経て2014年12月に 一部の地域でサービス提供を開始。 試行期間中の事故削減効果や、先行してサービスを受けた顧客からの評価を踏まえて、全国でサービス展開することを決定した。
『スマイリングロード』の概要
(1)サービス内容 企業の社有車向けに貸与した東芝製の通信機能付きドライブレコーダーから走行 データを収集し、ビッグデータ解析により安全運転支援を行う。具体的には 「見える」「わかる」「ほめる」の3つの機能でドライバーおよび管理者に安全運転診断や危険運転などの情報を、スマートフォンや WEB サイトなどにフィードバックし、 ドライバーの安全運転意識向上や管理者の効率的な指導を支援する。
(2)提供開始時期 2015年3月
(3)提供対象 損保ジャパン日本興亜の自動車保険フリート契約※2に加入の法人顧客
(4)価格 1台につき月額1800円(税抜)※3(契約台数による割引あり)
*自動車保険料割引 自動車保険フリート契約に加入の全車両が本サービスを導入した場合、自動車保険料を5%割引く。
※1 Internet of Things の略であり、さまざまなモノに通信機能を持たせ、ネットに接続することに より、遠隔からセンサーデータを計測したり、機器の制御などを行うこと。 ※2 自動車を10台以上所有・使用している顧客向けの自動車保険契約。事故防止の取組みに より、保険金が減少すると、翌年度の割引率が拡大する仕組み。(割引率が上限の場合などを除く) ※3 ドライブレコーダーの貸与および、ドライバー向けアプリ・WEB サイトや管理者向け WEB サイト などの各種サービスの利用を含めた価格。初期費用などは不要だが、最低1年間 の継続利用が必要。