飼い主が万が一の時も安心! 日本初の「ペットあんしんケア制度」(日本ペットオーナーズクラブ)

飼い主の万が一の時、ペットをかかりつけ医院が飼育

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(株)日本ペットオーナーズクラブは、飼い主が万が一の場合などに動物病院がペットを飼育する日本初の「ペットあんしんケア制度」を本格的に開始した。 犬や猫などペットの飼い主が死亡したり重篤な疾病になったり、転勤・海外勤務で飼育が難しい場合などに、事前に登録しているかかりつけの動物病院がペットを引き取り、終身で世話をする仕組みだ。

高齢化社会が急速に進展している。健康への不安からペットの飼育を途中で断念したり、飼い主が万が一の場合にペットが行き場を失うケースも少なくない。 「特に50歳以上のシニアシチズンの方や独身者に安心してペットを飼養していただきたい」(野川亮輔社長)との思いで同制度を創設した。

 総生活費の管理は「信託」を活用予定

「ペットあんしんケア制度」を利用する場合のスキームはこうだ。まず、制度の利用を希望するペットオーナー(飼い主)は、入会審査を経て「プレミア会員」に登録し、入会金と登録金などを支払う。その上で、支払いの確実性を担保するため、原則として会員自身が生命保険に加入する同時に、ペットも医療保険に加入する。その上で、ペットの健康状態やかかりつけの動物病院を事前に申告しておく流れだ。

万が一ペットオーナーが「死亡」「老人健康施設や特養ホームなどへの入所」などの理由で飼育が困難となり、会員(または会員の法定相続人)が動物の預け入れを希望する場合、予定預入期間中の「予定総生活費」を全額一括払いで日本ペットオーナーズクラブに支払う。

予定生活費の管理は、同クラブが金銭信託契約を結ぶ信託会社または信託銀行に預託する計画だ。登録動物病院(かかりつけ病院)に対して、信託会社(銀行)が終身にわたって毎年予定生活費を支払う。 終身だけでなく、飼い主の急な入院、海外旅行、海外勤務などで短期間(通常1週間~1年間)だけ特別料金で預かるプランも用意している。

 年々減少する犬・猫の飼育数

一般社団法人ペットフード協会の調査によると、家庭内で飼育されている犬や猫のペットの頭数は、今後毎年5%ずつ減少していくと予想されている。この背景には、「高齢化社会の進展で、飼育者が自らの余命と動物の寿命を重ね合わせて、自身に万が一のことが起こった際の動物の処遇を案じて、飼育そのものをためらってしまうことにある」(野川社長)という。ただ、中高齢者層が動物を飼育することは、飼育者自身の精神の安定や健康増進につながるという指摘もあり、同制度の普及はペットとの共生社会の進展を後押しする可能性はある。

日本ペットオーナーズクラブ野川亮輔社長インタビュー

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