損害保険料率算出機構は6月17日、2019年度末(2020年3月末)現在における地震保険の保有契約件数および2020年3月の新契約件数を都道府県別にまとめ、公表した。保有契約件数は1,974万800件で、対前年度末比3.9%増となった。また、新契約件数は 951万1,036件、対前年度比2.2%増。
保有契約件数で増加率が高かった順で見ると、佐賀県が7.7%で最も高く88,143件、続いて長野県6.9%(契約件数220,378件)、滋賀県6.7%(190,749件)。契約件数が多いのは東京都の2,748,861件(増加率1.9%)で、神奈川県1,610,995件(2.6%)、大阪府1,568,903(5.7%)と続く。
新規契約件数で見ると東京都の1,328,141件(増加率-0.8%)が最多で、大阪府825,146件(3.1%)、愛知県763,609件(1.3%)となった。東京都は契約件数が最も多かったが増加率で見るとマイナスとなっている。一方、増加率が最も高かったのは、21.2%で熊本県(新規契約件数160,468件)。2位が佐賀県の14.8%(40,768件)、3位鹿児島県9.1%(107,018件)だった。