あいおいニッセイ同和が東京臨海部実証実験の「交通事故調査業務」を受託
- 2020/6/16
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- あいおいニッセイ同和
あいおいニッセイ同和損保は、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)」に係る東京臨海部での実証実験中に事故が発生した場合の調査業務を受託した。同プログラムは、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が管理法人を務め、内閣府が実施するもの。
安全で快適な自動運転社会の実現を目指し、東京臨海部において一般道の交通インフラからの信号情報や高速道路の合流支援情報などを活用したインフラ協調型の自動運転の実証実験を実施している。同社は、国内外の機関が多く参加する実証実験の円滑な運営をバックアップし、自動運転社会の早期実現に貢献したいとの思いから、事故調査業務を受託した。
同社はこれまでの交通事故調査におけるノウハウに加え、24時間365日事故対応サービスのノウハウを活用。実証実験における交通事故発生時(土日祝・深夜含む)に、交通事故調査業務を行う。具体的には、本実証実験中に万が一事故が発生した場合においてはNEDOからの調査依頼を受け、日本ハイウエイ・サービス(株)と協力し、現場調査を実施。6時間以内に調査報告書を作成・提供する。
同社では、これまで自動運転車向け保険商品の開発や自動運転車の事故等に係る損害調査手法、保険会社の事故・トラブル対応のあり方を研究し、自動運転社会の到来に向けて準備を進める。同業務の受託を通じて新たな知見を蓄積し、今後、各地で行われる実証実験の円滑な運営を支援することで、自動運転に関する社会的受容性を高め、普及を促進し「安心・安全」なモビリティ社会の実現に貢献していく。