AIG損害保険は、ビデオ通話を使ったオンラインでの財物の損害確認を6月1日より開始した。
これまでは、書面(写真・見積もり書等)による損害確認を基本とし、書面で必要な損害確認ができないと判断した場合は、損害確認担当者が現場に出向き、顧客の立会いのもとで損害確認を行っていた。ただ、自然災害などの際は、交通事情も悪く現場までの移動に時間を要してしまうことから、対応数が限られてしまうことがあった。
ビデオ通話を利用することで、移動時間を削減出来ることから、比較的迅速な保険金支払いも可能となる。また、災害の有無に関わらず、やむを得ない事情により、なかなか現地立会いの調整できない場合の損害確認にも対応することが可能だ。
利用可能はビデオ通話ツールは、Face Timeとビデオトークの2種類で、保険種類にかかわらず、建物、家財、営業用什器備品など財物の損害確認が必要な事案を対象としている。