SOMPOリスクマネジメント、企業リスク対策で協業先をマッチングするサービス開始

SOMPOリスクマネジメントと損保ジャパン、リンカーズは5月25日から、「BCPマッチングサービス」の提供を開始する。企業等におけるBCPの実生産委託先や技術パートナー探しで困っている企業に、全国から優良なパートナー企業、大学研究機関、専門家を探して紹介することが可能になる。

SOMPOリスクが従来から提供しているBCMコンサルティングサービスの中で、事業継続のために必要なパートナーを確保する手段としてリンカーズのマッチングサービスを提供する。リンカーズの専門チームが3つの探索ルート(①地元の優良企業と繋がる産業コーディネーターネットワーク、②12,000アカウントを超える直接企業登録、③過去蓄積した数万社の独自ものづくり系企業データベース)を管理し、ベストパートナーを見つける支援を行う。

日本国内では毎年、数千規模の中小企業が倒産や経営不振に陥っている。これは多発する自然災害、感染症の世界的流行、デジタル化社会における生産性向上の取組みへの対応の遅れ、後継者不足などが原因と言われている。このような社会情勢の中、自社のみで事業を存続させるという経営スタイルから、協業するパートナーを増やし、事業を存続・拡大していく経営スタイルに転換することが必要となりつつある。

SOMPOリスクは自然災害や感染症等の危機時を前提としたBCP策定などのリスクコンサルティングを行っており、損保ジャパンは自然災害による損害や営業利益を補償する保険商品などを取り扱っている。また、リンカーズは企業等の技術ニーズをマッチングで解決するサービスを提供している。

3社共同のニュースリリース

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