SBIインシュアランスグループは4月27日、2020年3月期の通期業績予想を修正することを発表した。経常収益については前回発表から増加するが、経常利益と純利益では減少する見通しとなった。
具体的には、経常収益では損害保険、生命保険、少額短期保険のすべての事業で保有契約件数が顕著に増えたことや、新たに連結子会社になった日本アニマル倶楽部が上乗せしたことで、前回発表から14億6700万円増加の704億6700万円と予測。経常利益では生命保険事業で団体信用生命保険の契約件数が順調に増加したが、損保の主力商品である自動車保険で台風災害による保険金支払い増が響き、4000万円減少の23億6000万円になる見通し。
さらに、当期純利益では損保事業の保険金増に加えて、生保事業で団体信用生命の契約件数増に伴って、契約者配当準備金繰入額を大幅に増額計上したことで、5億3500万円減少の3億3500万円となる見通し。
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