au 損害保険（代表取締役社長:山田 隆章氏）は、2020 年 4 月より東京都ではじまる自転車保険加入義務化を前に、東京都在住で月に 1 回以上自転車を運転する 1000人を対象に、自転車事故に関する調査を実施した。
調査結果によると、3 割以上（35.5%）の人が過去に自転車運転時に事故に「遭ったことがある」という結果がでた。この結果は、au 損保が 2019 年 10 月に“全国の月に1 回以上自転車を運転する人を対象に行なった調査結果（30.5%）”と比べて 5 ポイント高い数値。自転車事故に繋がりそうな事象となる自転車事故“未遂”は、約 6 割以上（66.7％）もの人が「経験あり」という結果がでており、こちらも全国平均（60.9％）を 6ポイント近く上回った。
都内での自転車運転にはリスクがついてまわる状況だ。また、自転車事故および“未遂”の発生場所として、トップは「歩道」（46.9%）で、次いで「自転車専用レーンがない車道」（31.4%）となった。「自転車専用レーンがある車道」は、11.4%に留まるため、車道では、自転車専用レーンの有無で事故率に大きく差があることがわかった。一方、自転車事故時の助けとなる「自転車保険」については、8 割以上（82.3%）の人が「知っている」と回答したものの、実際に「自転車事故に備える保険に加入していない」と答えた人は半数近く（47.4%）になった。
4 月から東京都で義務化されることについては、半数以上（52.8%）が「知らない」と答え、その認知度はまだ低いことが浮き彫りになった。
