損保ジャパン日本興亜は3月31日、福井支社(福井県福井市)に勤務する 20 歳代の男性職員 1 人が、新型コロナウイルスに感染していると発表した。3月30日に確認し、現在、保健所で感染経路の特定などを実施しているという。
当該職員は、3 月 28 日に発熱、その後医療機関を受診し新型コロナウイルス陽性と判明した。なお、直近の海外渡航履歴はないという。現在、同社は当該職員の行動履歴と濃厚接触者の調査を進めており、当該部署が所属するビルの消毒を実施予定だ。
当該支社に勤務する職員を在宅勤務とし、在宅勤務者は検温等体調把握を継続、濃厚接触者には 14 日間の在宅勤務を指示している。また、31日以降、福井ビルを閉鎖予定とし、その業務を近隣拠点に移管し、業務を継続する予定。同社は 2 月 20 日、危機対策本部を本社に設置し、テレワーク・時差出勤の推進、大規模会議・研修や出張の自粛等、感染拡大の抑止に努めていた。