富国生命保険相互会社(社長 米山好映)は、2020年4月1日(水)より、主力商品である「未来のとびら」(特約組立型総合保険)に付加する新たな特約として、入院や在宅療養で働けなくなったときの収入の減少をカバー する「はたらくささえプラス」〔就業不能保障特約(2020)〕を発売する。
新特約「はたらくささえプラス」は、入院または在宅療養による就業不能状態が30日間継続したとき12ヵ月にわたって毎月給付金が受け取れ、就業不能状態が1年間継続したときには最長70歳まで毎年年金を受け取れる。
同社は、2011年より「働けないリスク」に備えられる「就業不能保障特約」を販売しているが、今回、累計販売件数58万件の実績を持つこの特約をバージョンアップし、給付対象となる就業不能状態の継続期間を従来よりも短縮する。その一方、長期の就業不能状態に対しては年金の支払期間を拡大することで、いち早く、より長く就業不能時の家計を支えることを可能とした。
厚生労働省の「平成29年 患者調査」によると、退院された人の約8割が引き続き医療機関に通院して治療や検査を受けている。中でも、入院日数が30日以上に及ぶようなケースでは、生活習慣病や骨折などが主な原因であることから、退院後も継続的な通院やリハビリ等により就業が制限される可能性が想定される。さらに、 入院日数が1年以上にも及ぶような重篤な傷病の場合には、社会復帰が困難となることも考えられている。