T&D保険グループの大同生命(喜田哲弘社長)は6月2日に、健康状態や職業の告知が不要で、相続発生時まで資産を増やして残せる『ライフギフトα(無配当一時払逓増終身保険)』を発売した。
同社の主要な顧客である中小企業の経営者に加えて、高齢世代の顧客を中心に拡販していく考えだ。 昨今の高齢化の進展に加え、2015年1月の相続税法の改正が契機となり、相続発生時の次世代(子や孫)への資産承継対策ニーズが高まっている。
同社では、この資産承継対策ニーズに答えて、2011年2月1日から資産の安定運用にも活用できる「ライフギフト(無配当一時払終身保険)」を販売している。だが、比較的資産を多く保有している高齢者や健康状態に不安を持つ方にこそ、安心して資産を承継してもらうためのサポートが必要と考えて、新たに「ライフギフト」のシリーズ商品となる『ライフギフトα(無配当一時払逓増終身保険)』を開発した。
同商品は被保険者の死亡時に、死亡保険金を受け取れる保険だ。契約当初1年間は、基本保険金額(一時払保険料)と同額を受け取れる。2年目~10年目は、前保険年度の死亡保険金に「基本保険金額×逓増率」を加えた額を受け取れる。
一方、契約から11年目以降は、10年目の死亡保険金に「基本保険金額×逓増率」を加えた額を受け取れる。 加入年齢は50~90歳まで。基本保険金額(一時払保険料) 500万円~3億円 保険料払込方法は一時払で健康状態や職業に関する告知は不要だ。