三井住友海上(駿河台ビル)の屋上菜園に田んぼが完成、地元小学生が「田植え」体験

三井住友海上は、本社駿河台ビル(東京都千代田区)の屋上菜園に新たに造成した田んぼを、地元の千代田区立お茶の水小学校に貸し出している。6月2日には、同小学校の5年生の2クラス57人が来園し、「田植え」を体験した。

田植え風景

5月の代掻き(しろかき=田植え前の整地作業)に続いて来園した子供たちは、先生から苗の持ち方や土に植える時の適切な深さなどを教えてもらいながら、格子状に区切られた田んぼに均等に苗を植えていった。また、ミミズやミジンコなど田んぼに生息する生物について説明する同社総務部 地球環境・社会貢献室の社員の話には興味津々の様子だった。

子供たちからは、「土の感触が布団みたいに柔らかくて気持ちよかった」、「すごく楽しかった。美味しいお米に育ってほしい」、「虫がたくさんいて少し気持ち悪かったけれど、だんだんと慣れてきた」など、田植えを初体験した素直な感想が聞かれた。

お茶の水小学校では社会科の授業の一環として、体験学習を取り入れている。都会のど真ん中に現れた田んぼでの田植え作業は、子どもたちにとって貴重な経験となったようだ。同小学校の先生からは、「都心には環境教材が少ないので、子供が自然に触れあえる貴重な機会を提供してもらえて有り難い」、「小学校ではバケツで田植えをしていたが、より本物に近い四角い水田で田植えができるのは嬉しい」など感謝の声があがった。同小学校では、今後も10月の収穫に向けて月1回ほどの頻度で来園し、田んぼの手入れをする予定という。

 駿河台ビルの屋上庭園

駿河台ビルの屋上庭園

三井住友海上の駿河台ビル低層部分の屋上には、同社が所有する緑地面積2614㎡におよぶ庭園がある。庭園の一角に設けた計25区画(1区画あたり約6㎡)の菜園は、近隣の小学校や専門学校、まちづくり団体、地域住民らへ無償で貸し出されている。今年、菜園内に新たに田んぼが完成し、お茶の水小学校が社会科の授業で活用している。

同社は、1984年の駿河台ビル竣工時から、都心の本社ビルのあり方として「周辺環境との調和」を理念に掲げている。その理念と歴史を引き継いで、駿河台ビルでは新しい技術を用いた緑化や地域の生態系保全に取り組み、地域住民との交流を深めている。

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