大同生命は7月7日から、株式会社ディーカレットが構築している「ブロックチェーン上でデジタル通貨を発行・管理するプラットフォーム」を用いたデジタル通貨に関する実証実験を開始した。国内生命保険会社として初めて、自社ブランドのデジタル通貨を発行し、実証実験参加者に限定した仮想経済圏を構築するという。
参加者は、スマートフォンアプリでデジタル通貨を保有し、物品購入やスマートコントラクト(※)による自動積立等を行うことで、デジタル通貨やブロックチェーン技術の生命保険業への応用可能性を検証する。同社は2019年7月にディーカレットに出資しており、今回の実証実験は協働による取組みの一環。
両社は、今後もデジタル通貨等のテクノロジーの活用を通じ、より利便性の高い生命保険の実現を目指す考え。
(※)送金や決済といった取引に伴うさまざまな処理を自動化する仕組み