MS&ADグループ、サイバーリスクへの対応強化 「標的型メール訓練サービス」提供

MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、MS&ADインターリスク総研は5月21日から、BEworks Inc.との共同研究による、新たな標的型メール訓練サービスの提供を開始した。同サービスでは、標的型攻撃を巧妙に模した「訓練メール」を対象者に送信し、個人ごとに対応を評価して適切な対応が行える教育機会を提供する。また、行動経済学の代表的な考え方である「ナッジ」を活用することで、従業員の「学び」のモチベーション向上も図る。

標的型メール訓練では、実際の攻撃を模したメールを受信することにより、受信者の開封率低下を促すとともに、受信時の適切な対応を実践・習得することが期待されてる。だが、メールの開封率ばかりに注目し、「取るべき行動」ができなかった人に対して十分なフォローアップが行われていなかった。

事前学習メール、訓練メール、事後学習メー(種明かしメール)の3つのステップで、従業員の標的型攻撃メールに対するリテラシー向上を図る。

 

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