電話相談事業などを行うテーペックは3月27日、同社の大阪メディカルコールセンター(大阪府大阪市)に勤務している従業員1名が新型コロナ ウイルスに感染していることが判明した、と発表した。
「当該従業員は電話対応のみを業務としており直接 お客様と接する業務には従事しておりません」と同社では発表。 感染の拡大を防止するため、大阪メディカルコールセンターを3月27日から2 週間、閉鎖するという。ただコールセンター自体は複数のほかの拠点で対応して継続する。
コールセンターは大人数が同じフロアに集まり、電話対応業務をしており、隣同士の席も近い場合も多い。さらに、声を出す仕事のため、空気感染する感染症が広がりやすい環境下にある。大企業になれば、コールセンターの人員は数百人にも上り、一度感染者が確認されれば、ティーペックのように稼働を停止せざるを得ない状況に追い込まれる。感染拡大防止は大きな課題になっている。