住友生命が認知症保険を発売
- 2020/3/20
- ニュース
住友生命は3月24日から、同社として初めて、認知症保険を発売する。商品名は「認知症PLUS」。認知症と軽度認知障害(MCI)を一生涯にわたり保障する。加えて、健康増進プログラム「Vitality」を特約として付帯できるようにしている。
同保険では、被保険者が認知症と診断されれば「認知症保険金」が受け取れる。また、軽度認知障害と診断された場合、「軽度認知障害給付金」を受け取れる。軽度認知障害給付金は認知症保険金の保険金額の10%だ。
バイタリティ健康プログラムを利用すれば加入時の保険料が15%割引になる。割引率は加入後の健康増進活動によって最大30%まで適用される。
認知症の早期発見や保険金のタイムリーな請求に向けての取り組みも強化している。たとえば「あたまの健康チェック」では電話で10分程度行える簡易認知機能テスト。10単語早期テストをベースに米国で研究開発されたテストで、米国内で行われた正確性の検診では97%の確率で認知か否かが示された。また、スミセイ健康相談ダイヤルでは24時間年中無休でドクターやヘルスカウンセラーが質問に答える。
さらに、あらかじめ指定した契約者代理人が契約内容の変更など所定の手続きをおこなる「契約者代理制度」を導入している。