NTTデータがブロックチェーンでコンソーシアム発足

フィンテックの「本命」と言われるブロックチェーンの実用化にまた一歩近づいたのは間違いない。

NTTデータは。8月30日、貿易業務において関係者間で日本初のコンソーシアムを発足させ、ブロックチェーンを貿易業務で活用した取り組みを強化していくことを表明した。

関係者とは、銀行・保険・総合物流・輸出入業者の13社で、保険会社は東京海上日動、損保ジャパン日本興亜、三井住友海上の3メガ損保がメンバーに入る。

貿易業務は保険証券やインボイス、信用状など取り引きの際に多くの書類が発生して、手続きが煩雑になっている。ブロックチェーンを活用することで、業務の効率化やコストの削減も図れる可能性があり、関係者間で実証実験を実施している。

ブロックチェーン技術自体はまだ確立された技術ではなく、ビットコインなど仮想通貨が実現しているだけだが、今後、ビジネスの分野でも利用が広がると予測されている。

保険会社の中でも特に損害保険会社は、ブロックチェーンの実証実験に積極的で、さまざまな領域で実証実験が行われている。まだ実用化には乗り越えなくてはいけない壁はあるが、もし、ビジネスの分野でうまく取り込むことができれば、大きく業務を効率化できる可能性を秘める。

損保各社が注目しているのが「プライベート型」と「コンソーシアム型」の形態で、仮想通貨のように不特定多数の参加者でネットワークを構築する「パブリック型」とは一線を画す。

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