かんぽ生命がIBMの人工知能(AI)ワトソンを導入

かんぽ生命は保険金支払審査業務で、日本アイ・ビー・エムの人工知能(AI)ワトソンを導入することを発表した。狙いは、顧客サービスの充実と品質向上、業務効率化などで、査定担当者の判断支援を行う。

かんぽ生命とIBMは、2015年2月からワトソンによる保険金支払審査業務の支援で検討を開始し、プロトタイプで実施と機械学習の検証などをおこなってきた。これまでに約500万件におよぶワトソンによる機会学習を実施した。

査定担当者への判断支援では査定担当者が判断に迷うような事案について、ワトソンへ問い合わせると、学習結果に基づく支払い判断に関する推定結果と、参考となる過去事案をエビデンスとして確信度付きで提示する。これにより査定担当者はワトソンが提示した内容に基づき、査定判断が行える。ベテランが対応してきた難易度の高い事案に対する査定判断を比較的経験が浅い社員でも実施できるようになる。

同社では、ワトソン導入で査定時間の短縮などの効率化が見込めるとしており、保険金の迅速な支払いが可能になるという。査定担当者の働き方改革につながることにもなる。

4月からは保険金支払審査業務でワトソン導入のノウハウを活用し、コールセンターへの導入も予定している。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

オススメの記事

  1. 日本生命は野村総合研究所とリクルートライフスタイルと共同で、ヘルスケア事業に本格参入する。 企…
  2. 三井住友海上は、4月 から、「【安マネ認定セミナー専用】事故時協力特約」の販売を開始した。国土交通省…
  3. 東京海上日動あんしん生命は、NTTドコモと共同で、2年間平均で8000歩あるけば、保険料の一部を還付…
  4. 標準利率の改定で貯蓄性保険に駆け込み需要発生 「貯蓄性保険の2月の申込件数は、過去最高を記録してい…
  5. 東京海上日動は4月から、トータルアシスト自動車保険とトータルアシスト超保険に加入の顧客を対象に、ドラ…
  6. MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損保は、急ブレーキや急発進の有無など、「運転…
  7. 損害保険ジャパン日本興亜(西澤 敬二社長)は、東日本大震災の発生から6 年目を迎える今年、「災害への…
  8. 生命保険に加入する目的とは何か? 「いくら」×「いつまで」を考える 「生命保…
  9. 損害保険ジャパン日本興亜(西澤 敬二社長)は、スマートフォンの普及や Social Networki…
  10. JDパワー社はこのほど、毎年実施している「生命保険金請求対応満足度調査」の結果を発表した。それによる…
ページ上部へ戻る