エヌエヌ生命保険は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、さまざまな経済的な影響が懸念されているなか、中小企業経営の実態を把握するため、4 月末に全国の中小企業経営者 7225人を対象に調査を行った。同調査と同様の調査を 3 月末にも実施している。
それによると、新型コロナウイルス感染症による影響で会社の資金需要が「発生した」のは 35.7%で、前回調査(3 月末実施)と比較して 10 ポイント増加。資金繰り策として最も多かったのは、「公的機関からの融資」(28.4%)となった。
新型コロナウイルスにより経営環境の変化を感じるようになった時期は 3月が最多。具体的な影響としては、売上・受注の減少(42.3%)と顧客の減少(38.4%)となった。雇用調整助成金について、「対象従業員がいない」が最も多く(67.8%)、「申請している」のはわずか 7.2%にとどまった。契約者貸付ができる法人向け生命保険の認知度は知っている、知らないで半数程度に分かれた。
エヌエヌ生命のニュースリリース