三井住友海上は業界で初めて、カーシェアリング利用中の事故を包括的に補償する「カーシェアプラットフォーマー専用自動車保険」を開発し、4月から販売を開始した。 同商品は、個人間カーシェアなどのカーシェアプラットフォーム運営事業者(以下、カーシェアプラット フォーマー)が契約者となり、カーシェア利用中の事故を抜け漏れなく包括的に補償するとともに、柔軟な補償設計を可能としている。さらに、従来の自動車保険では補償対象外で あった「持ち逃げ」リスクも補償するも大きな特徴だ。
同保険は、車の利用1回ごとの契約手続きではなく、事業者と同社間の年間契約で包括的に補償する。これにより、車両所有者およびカーシェア利用者は補償の抜け漏れの心配なくサービスを利用できる。 また、カーシェアプラットフォーマーごとに補償内容をカスタマイズすることも可能で、人身事故、物損事故および車両などの基本補償に加えて、弁護士費用や車内手荷物の補償も選択できる。
従来の自動車保険では支払対象ではなかったカーシェア利用者による「車両の持ち逃げ」など、「詐欺・ 横領損害」の補償を業界で初めて提供する。