第一生命、米生保プロテクティブの完全子会社化を完了

米生保の大型買収が完了

第一生命(渡邉 光一郎社長)は2月1日、米国の生命保険グループである「Protective Life Corporation(プロテクティブ社)」の買収による完全子会社化を完了した。

同社は 2014年6月4日付で「米国の上場生命保険グループProtective Life Corporationの完全子会社化に向けた買収手続き開始の合意について」を発表していた。買収額は約5554億ドル(約5750億円)で、日本の保険会社による過去最大の買収案件となる。

今後、プロテクティブ社は、第一生命グループの一員として、同社グループの中長期経営戦略に基づき、資本基盤やグローバルな経営ノウハウ等を活用するとともに、グループの北米における成長プラットフォームとして、会長・社長兼CEOのジョン・ジョンズ氏をはじめとした経営陣の下で、一層の成長とグループ利益への貢献を目指すことになる。

プロテクティブ社は、米国創業110周年の歴史を誇る伝統的な生保会社で、過去に50件弱のM&Aを手掛けるなど、企業買収ノウハウを豊富に有する。第一生命としてはプロテクティブ社の約600万件に及ぶ顧客基盤に保険を提案するチャンスが生まれるとともに、同社の買収ノウハウを活用して、さらに米国その他でM&Aを進めてグローバル展開を一層加速したいという思惑もある。

日本の生命保険会社による海外展開では、2010年に株式会社化して機動的な資金調達が可能になった第一生命が1歩も2歩もリードしており、相互会社の日本生命や住友生命、明治安田生命も海外志向を強めるが、第一生命から大きく水をあけられている。

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