東京海上ホールディングス、AI機械学習の専門人材育成プログラムを外部開放
- 2020/5/28
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東京海上ホールディングスは、東京海上グループのデータサイエンティスト育成を目的として 2019 年度に創設した「Data Science Hill Climb」を 2020 年度から外部開放して、社外からも受講生を受け入れる。また今年度からはリモートライブ形式での受講を可能にした。
同プログラムは、産学連携で創り上げたデータサイエンティスト適性人材の発掘・育成・評価のための体系的スキームであり、社外からも受講生を受け入れることで、日本全体のデータサイエンス人材の育成に貢献するとともに、異業種間交流の活発化により受講者のスキルアップを加速する効果を目指す。
同プログラムは、国内における人工知能研究の第一人者として広く知られている東京大学の松尾豊教授による監修の下に設計された。2020 年度は、2019 年度に確立した基礎数学から実践的演習までの体系的なカリキュラムに加えて、今後データを扱う上で必須となる「情報倫理」を追加、プログラミング講座を強化するなど、更なるコンテンツ拡充を図り、延べ 260 時間を超える長期育成プログラムとしている。
プログラムの運営は、 NABLAS 株式会社、株式会社 ALBERT、スキルアップ AI 株式会社の 3 社に加えて、新たに東京大学エクステンション株式会社、北海道大学大学院地球環境科学研究院 久保拓弥助教らが協力するなど、産学連携で運営していく。
プログラムは、2020 年 5 月から 2021 年 2 月までの、延べ 8 カ月の長期育成プログラムとなっており、業界の垣根を超えてデジタルトランスフォーメーションを担う人材の育成に取り組む方針だ。また今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の状況に鑑み、全カリキュラムをリモートライブ形式で受講できるようにしている。
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